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平成21BY 初呑切り研究会

本年度の初呑切りが23日(木)に開催されました。

初呑切り(はつのみきり)とはちょっと聞きなれない単語ですが、造り酒屋では毎年の重要なイベントの一つとなっております。

簡単に言いますと、冬の時期に造った日本酒が約半年を過ぎ順調に熟成をしているか又、問題点等はないかなどをチェックする場のことを「初呑切り」と言います。

呑みとはタンクの下部にあるお酒を出す口の事をいいます。火入れ殺菌をして熟成タンクに密閉して貯蔵したお酒を、今回その呑みを初めて切ってお酒を出す事からその名前が付いています。

当日は佐久税務署管内の13蔵元と上田税務署管内の5蔵元計18蔵が佐久酒造協会に集まりました。関東信越国税局の川口鑑定官、長野県の工業技術総合センターの蟻川研究員、豊田技師がお見えになり、計100以上の各社のお酒をきき酒して戴きました。

その後、各社の個別指導があり、局、県それぞれ約10分の制限時間をややオーバーして熱心に聞き入る各蔵元の社長や杜氏さんの姿が印象的でした。

当社のお酒は熟成度合いとしては今の段階ではちょうど良いとの総評を戴きました。合わせて今後きちんとした管理と出荷体制で、良い状態のままで出荷することが大切であるとご指導を戴きました。

蔵元の目指す日本酒を造る為には、造りが一番大切であることは間違いありませんが、ビン詰めをして出荷するまでの管理を含めた段階も同じくらい大切です。しっかり一つ一つの作業に目を配り、妥協することなくこなしていく事が必須です。今後も決めれらた事をきちんと守り丁寧な作業を心がけたいと思います。